南吉が青春を過ごしたまち安城

南吉ウォールペイントを巡る


南吉が暮らしていた時代から70年経った現在では、まちなかの様子も随分変わりました。しかし、日記に登場した店が今なお残っていたり、ゆかりの店に作品をモチーフにした壁画が描かれるなど、まちのあちらこちらで当時の面影を感じることもできます。関連スポットを巡りながら「南吉さん」を見つけてみてください。

▼南吉ウォールペイント(安城市HP)
http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/nankichi/wallpaint.html

【南吉メモ3】南吉が憧れた「アンデルセン」

南吉は、デンマーク出身の童話作家・アンデルセンに大きな影響を受けていました。たくさんの作品を読み、友人と語り合い、日記にもたびたびその名が登場します。17歳の時には童話の翻訳をし、安城高等女学校の学報に寄せたエッセイ「私の世界」や早稲田大学新聞に掲載された評論「童話に於ける物語性の喪失」でも、アンデルセンを例に挙げて童話の素晴らしさを記しています。南吉とアンデルセンの作品は、弱いものへの慈しみや、愛と死をテーマにするなど、共通点も多く見られます。日本のアンデルセンになりたいと思うほど憧れていた南吉。アンデルセンの作品とも読み比べてみてください。